だるまさんこちら向かんせ世の中は月雪花に酒と三味線…とまあ、こういきたいものです。

移動中・・・

さて、新しい時代に入った。

個人的にも中野支社を引き払い、本社に戻って仕事をすることになる。

てな言い方もできるが、引き受ける仕事を限っているので収入が激減し、援助していただいた方々への返済に回すためにも賃貸の仕事場は引き払って、自宅に戻ったと言うこともできる。

しかし、愚かにも、引っ越しの準備にかかるエネルギーと同等のエネルギーが、引っ越した後の荷ほどきその他の整理にもかかるということを忘れていた。

1 月 31 日の引っ越しですべては完了し、あとはじっくりと仕事の原稿に向き合おうと思っていたわけだが、ドンキホーテの店内で寝ているような自分を発見して途方に暮れているのだから、やはりバカは死んでも治らない。

数千冊の本をブックオフに売り、残り数千冊の本を片づけながら旧新年を迎えて今にいたるも、うず高く積み上げられたダンボールの山に埋もれて、突然ダンボールの下敷きになる恐怖の中、一刻も早く仕事をする体制にすべく肉体を酷使している。

それでも実は 2 月 3 日は『盤』の第 10 回を予定して会場も予約していたのだが、流れによってある講演会に参加することになった。3 月の頭にももうひとつ別の講演会に参加する予定だが、おそらく講演会やセミナー、勉強会などへの参加はそれで最後になると思う。

2 月 3 日も 3 月の頭も、これまで取材してきたことの最終確認をするための参加だが、意味合いはそれぞれに正反対だ。

3 月頭の講演会に参加してみなければまだわからないが、私の思う通りであれば、あとは同じ志を持つ者・グループ同士がつながってゆけばよいだけなのだ。と言うか、そういうことしかこれからの時代、大事なことはない。

それでも自立・独立独歩であることに重きをおき、それなりに重要なタコツボ的探究が同時多発的に起こるということも続くだろう。また、それはそれでいいのだが、多くの支流がひとつの河に流れ込み、やがては海へとつながるのだが、その河の源流が何かがまた重要であり、それを見極める能力というかセンスは問われることになる。

河はもちろんひとつではないが、それぞれに汚れたり、枯れたりしていく。そして、決して枯れずに清流を保つ河もあるのである。

ちなみに、昨年はアッと言う間に過ぎたという人もいるだろうが、アインシュタインの理論でもおなじみ、光速に近い速さの乗り物で行って帰ってくれば、乗り物の中では 1 年しか経っていなくても、戻ってきた場所ではン十年も経っているわけだ。

あなたの意識が光速に近い速度で働いていれば、肉体も同じように早く振動し、あなたにとっては 3 カ月くらいしか経ってない感覚であっても、ふと気がつくと周りではもう 1 年経っていたりすることになる。

そんなことが 1 日単位、1 時間単位、1 分単位で起きているし、逆に言えば地球や太陽系の公転単位でも起きている。そして、意識の速度というのもおかしいが、まあ速度としておけば、それは光速どころではないし、そもそも速度を超えた働きを備えているのである。

これからは同じような意識を持つ存在たちが、同じような世界を創っていくことになる。

すでに、同じ過去を共有していたはずの者同士でも、お互いの記憶があきらかに違うということが目立って起きており、まるでどちらかがボケたか認知症にでもなったかのような具合だが、そういうことではない。

逆に、これまでまるで無関係だったはずの者同士が、いきなりつながるような共通項を持ち合わせていることがわかるようにもなるだろう。そんなことがここ数年、頻発しているはずだが、今後はもっと加速し、人によっては会った瞬間や話を間接的に聞いた瞬間にそれがわかったりする。

しかし、そういうことすらも心得ているイタズラ小僧が、またいろいろと見せてくれるわけだが・・・

Commentコメント

  1. 好本健一 より:

    西塚裕一様
     今回の記事を読み、真っ先に浮かんできた言葉は「境界領域」です。
    (今回のポストにおいては、「境界領域」を「領域」の「境界」と組み替え、さらに、「領域」の意味を、個が担当する「部分秩序」として論を展開します)
     複数の「領域」間で、これまで、その「境界」の《波動距離》の隔たりによって無関係であったものが、過去生からの「縁」の重要性を「上位の意志」が鑑み、天運循環の祝福によって、《波動距離》が「接近」へと調整されたことによって密度が上がったシンクロニシティを通して『これまでまるで無関係だったはずの者同士が、いきなりつながるような共通項を持ち合わせていることがわかる』という事態が発生すると思いました。
     逆に、これまで親密だった「領域」間の《波動距離》が、各「領域」担当責任者の意識の方向性が変化したことによって遠ざかり、それによって「過去の体験=記憶」が、その「領域」担当責任者が新たに位置する波動域の振動によって再構成されると『同じ過去を共有していたはずの者同士でも、お互いの記憶があきらかに違うということが目立って起きて』くると思いました。
     今後、天運循環の祝福によって、「境界」の《波動距離》は、急速に、多層的に、再調整され、そして再編成され、それによって天の祝福は、それに同調する「領域」間の新たなふれあいを、新時代創出のために多方面で演出していくのではないかと思います。
     好本健一

    • nishi より:

      好本様

      ポストありがとうございます。

      おっしゃる通りかと思います。
      今、表現の仕方はそれぞれ異なりますが、
      大筋、好本さんご指摘のような流れになっていると思います。

      あとは、その「上位の意志」ですね。
      それをめぐって、おそらく避けられない対立が演出されていくでしょう。

      西塚

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