だるまさんこちら向かんせ世の中は月雪花に酒と三味線…とまあ、こういきたいものです。

日本のルーツ

あっという間に 1 週間が過ぎた。

前回、特急あずさの中で書いたのが土曜日で、それから韓国行ったり、食事(といっても実質飲み会)をともなう打ち合せが立て込んだりでこんなに時間が経ってしまった。時間が加速度的に速くなっているという話も信じたくなってくる。

しかも 2008 年くらいだったかな、絶対的に時間が短くなってきていて、1 日も 20 時間、1 年も 10 カ月だったかになっているとかいう本を読んだことがある。今年はどうなっちゃうんでしょう。1 日が 12、3 時間になってたりして。とにかく速い。マゴマゴしてるとやりたくないことをやってるだけで一日が終わってしまう。

皆さん、くだらないことに気を取られていないでハヨしたいことをしましょう。私の場合は酒飲んでオダあげてりゃそれでいいんで、ほぼ毎日幸福を実感しております(二日酔いを除く)。

特急あずさといえば、車内販売のおねえちゃんにコーヒーを頼んだら、プラスティックのフタ付きのカップを渡された。フタに小さな吸い口が付いてて、そこから飲むらしい。チューチュー吸ったらものすごく熱かった。そしてうまくない。

速攻でフタをはずしたが、コーヒーとかお茶なんてものは茶わんからススっとまわりの空気と一緒にすすって飲むからいいんであって、あんなしみったれた穴から吸ったってうまいわけがない。しかも直で飲むからヤケドするだろ。空気と一緒に吸うからうまい塩梅で冷めて、まずくなる一歩手前の温度で飲むことができる。ラーメンだって蕎麦だって何だってそうだ。ラーメンのスープをストローで飲めますか? 気持ち悪い。

まあ、電車が揺れてカップからコーヒーがこぼれてヤケドしないようにってことなのかもしれないが、昔はコーヒーなんかなくて、凸型のビニール容器に入ったお茶を売ってて、小さいフタがそのままカップになった。あれくらいなら、揺れてこぼれてもアチチくらいで済むだろうし、むしろその滑稽さがまわりをなごませて、大丈夫ですか? いや、大丈夫です。…ところでオタクはどちらまで? かなんかで会話が始まり、旅の道中が楽しくなるってもんだ。あのお茶まだ売ってるんだろうか。突然飲みたくなってきたが、どうしようもない。

けど、すするっていうのも日本人独特のもののようだ。欧米にはすする文化がないらしい。食事中にすすることはマナー違反だ。

だからかもしれないが、蕎麦とかラーメンをすすって食べることができない。ときどき蕎麦屋で外人が蕎麦食ってるのを見ることがあるが、ちゃんと日本ふうに箸を使おうとしながら、ぎこちないのはしょうがないとして、どうもフォークのような感覚で蕎麦を持ち上げて口の中にわにゃわにゃ入れていく。ズズっとすすれないのだ。私はまだ外人(特に欧米人)が蕎麦とかラーメンをズズっとすすって食べてるのを見たことがない。

すするといえば、欧米では鼻をすすることもマナー違反だ。私もパリで顰蹙を買ったことがある。たいしたこともないレストランだったが、パリは寒く、店内に入って、はあ暖ったかいと鼻をすすりながらメニューを見ていたらどうも隣の客に睨まれたらしい。

らしいというのは、カミさんにそう言われたからだ。はあ?ダメなの?ってカミさんに言ったらダメだと。1コ学んだわけだ。そのくせしばらくしたら、その隣のパリジェンヌだかただのネーチャンだかが思いっきり鼻かみやがった。

私は聞こえよがしに、おーおーあれはいいのかよとカミさんに言ったら、鼻をかむのはOKだと。私はわけがわからなくなってワインをガブ飲みするしかなかったという非常にくだらない話がある。とにかく外人はすすることができないらしい。

どうも話がくだらない方向に行くな。この間タクシー乗って四谷駅に急いでたら、運ちゃんがさっきすごかったですよって話しかけてきた。どうしました?って聞いたら、ドアの窓外を指さして、あれです。見ると、東大病院を通り過ぎるところだった。天皇が手術入院する日だったのだ。

なんでも私服刑事が 50 m おきに立って、車を片っ端から止めてトランクを調べてたらしい。不審な人物もバッグの中身をチェックされてたとか。私はああよかったと胸をなで下ろした。私が通りかかったら、まず職質されただろうからだ。急ぐのでって逃げようとすれば捕まってバッグを見られる。

私の場合、いろんなものがバッグに入っている。いちいちここでは言わないが、ほんとにいろんなものだ。これは小学生のころからの習性だからしょうがない。だから、ちょっとこちらまで来てくださいって言われて容疑が晴れるまで足止めをくらい、待ち合わせの時間に大幅に遅れ(ただでさえ遅れてたのだ)、先方に言い訳するのはいいが、どうも警察に止められたというのもねえ。タクシーに乗ってよかった。雨も降ってたし。

その天皇の手術も無事に終わったらしいから、まずはよかった。実は昨年からどうも天皇のことが気になっていたのだ。年齢のこともあるが、今日本はいろんな意味で窮地に立たされてるからねえ。

天皇といえば、記紀にならって、日本国の天皇としては神武天皇から始まるのが一般的だが、『竹内文書』(たけのうちもんじょ・たけうちもんじょ)や『上記』(うえつふみ)、『先代旧事本紀大成経』(せんだいくじほんぎだいせいきょう・さきつみよのふるごともとつふみおおいなるおしへ)なんかによるととんでもないことが書いてある。

神武天皇の前にも数十代、『竹内文書』によれば、鵜草葺不合(うがやふきあえず)朝(約 5 万年~紀元前 661 年くらいか)で 72 代(神武天皇を入れれば 73 代)、その前の上古代で 25 代、さらに前の天神代で 8 代の天皇がいる。天神代なんかだと、天神第一代の天皇は元無極躰主王大御神(もとふみくらいぬしのおおみかみ、別名・天地身一大神)という名で、宇宙創生の天皇だ。第七代の天御光太陽貴王日大光日大神(あめみひかりおおひなかきおうひおおてるひおおかみ)というこれまた舌を噛みそうな絶対覚えられないような名の天皇だと、文明の始まりや暦、方位、時間の制定に絡む天皇で、別名メシヤだ。メシヤって…。

また、『先代旧事~』にある天皇容姿に関する記述には、

神武天皇(初代)
背の高さは約 3 メートル 15 センチ、胴回りは、両手を伸ばして一抱えした長さに 15 センチほど足した長さ。頭には 9 センチほどの角が二本あり、それはまるで雪のような色をしています。背中には龍のような背ビレがあり、その長さは 1 メートル 20 センチ、尾の裏側には大きな鱗が 72 枚あります。105 歳のときに皇太子の位に就かれました。

綏靖天皇( 2 代)
身長は 3 メートル、目は黄色に光り、まるで水星のような輝きを放っています。背中に鱗があり、怒られるときにはそれが逆立ちました。その武術は人に勝るので軽々しくモノを言えませんでした。

孝霊天皇( 7 代)
生まれながらの御容姿は、他の方とは大きく異なり、お顔が長く龍のようですが、決して醜くはありません。その耳の後ろに白い鱗があります。胸にも 9 枚の鱗があり、その 9 つの隙間から氣を放っておられます。俊敏で、どんな遠いところにも行かれます。

崇神天皇( 10 代)
背の高さは 1 メートル 90 センチ、額に 10 センチほどの青い角が一本あります。下の顎の歯は短く丸く、下は長く鼻にまで届きました。

垂仁天皇( 11 代)
背の高さは 1 メートル 80 センチ、髪は右曲がりに頭を 9 周するように生え、頭頂部で輪のように巻いてとどまっていました。両脇の下には金と緑の羽を餅、肘にも同じような羽が根ざしておられました。

神功天皇( 14 代)
御容姿は非常にたおやかで美しく、その目には二つの瞳をお持ちでした。乳に 9 つの穴があり、力は強く建物の柱を揺るがすほどでした。

応神天皇( 15 代)
背の高さは 2 メートル 90 センチ、肘には弓を射るときの「鞆(とも)」という丸い当て皮のような形がありました。顔の真ん中の角は天に向かってまるで弓に矢を番えたかのようでした。胸には 72 本の青い毛が牛の尾のように生えていました。その長さは馬の尻尾ほどで、とても強く根ざしていたので最後まで抜け落ちることはありませんでした。

仁徳天皇( 16 代)
御壮年のころで、背の高さは 1 メートル 90 センチほど、目には青と黄色の光があり、耳は眉毛の上ぐらいの位置から口の下にまで垂れ下がり、足の指は長く、まるで手の指のようでした。

なんてことが書いてあるらしいからブっとぶではないか。まるで宇宙人かレプティリアンだ。

もちろん、って言っていいかどうかはわからないが、『竹内文書』も『上記』も『先代旧事本紀大成経』もアカデミズムでは偽書ということになっている。それでも研究者はあとを絶たない。古史古伝に関してはもっともっと研究がなされるべきだろうし、私自身かなり興味がある。

古事記や日本書紀の成立過程はかなりあやしい部分もありそうだ。偽書とは言いながら、先の『先代旧事本紀大成経』が元ネタにしたという『先代旧事本紀』のほうは、推古天皇が聖徳太子と蘇我馬子に命じて編ませたということになっていて、神武以前の物部氏(もののべし)にまつわる歴史らしいから、日本国の成立に関わる資料としてちょっとはまともに扱われてるようだ。

『竹内文書』にしても武内宿禰(たけのうちのすくね)まで遡る。漢字が伝来する前からある日本の伝統や知識、皇統の歴史などを、時の権力、大陸系の勢力から守ろうとしたことから始まるようだ。彼らに抹殺される前に日本の正当な歴史、伝統、技術を書き遺したということらしい。それが代々、竹内家に伝わった。

大和朝廷時代の武内宿禰も明治時代に『竹内文書』を公開した竹内巨麿(きよまろ)も、空を飛んだり、海の上を走ったり、いわゆる神通力を修行によって会得した、役小角(えんのおづぬ)の系統の人みたいだから、そういった類の技術の方法論というかマニュアルのようなものも伝えられているのかもしれない。

日月神示』にしても王仁三郎の『伊都能売神諭』(いづのめしんゆ)にしてもすべては公開されてないし、そのテのものは簡単にディスクロージャーしてはいけない情報も抱えているのだろう。

先の天皇の容姿の記述に関してもそうだが、古代、宇宙から来た生命体によって人類の一部が創られた的な見地から、日本人ひいては世界人類を検証している本はたくさんある。浅川嘉富氏の『シリウス・プレアデス・ムーの流れ 龍蛇族直系の日本人よ! その超潜在パワーのすべてを解き放て』もそうで、先の引用はこの本にもある。本の内容に触れるとまた長くなるのでやめるが、日本人のルーツは龍蛇族ということらしい。

レプティリアン。デビッド・アイクやアイクを日本に紹介した太田龍なんかに言わせると、いわゆるレプティリアンは人類を支配しているとんでもないヤツらということになるのだが…。もっと情報を取って検証しなくてはならない。金星人にしたって、金星人は全部悪と決めつけるムキから金星人にも正邪があるといった情報までいろいろあるようだし。だから個人的には、レプティリアンにしても金星人、シリウス、プレアデス、オリオン、グレイにしても、おそらく一枚岩ではないんだろうくらいのところで保留にしている。

そういえば神代文字なんかも不思議なんだよね。古代史は、エジプトだメソポアミヤだ中国だマヤだといったような個別なものじゃなく、みんな連関してるんじゃないかしら。そのへんの秘密も日本にありそうな…

Commentコメント

お気軽にコメントをお寄せください

メールアドレスが公開されることはありません。