まただ。
気がつけばまた月を更新してる。ブログの更新じゃなくてね。相変わらずダメだこりゃだ。
ダメだこりゃなんてもう何回もこのブログでほざいてる。でも、あの長さんのダメだこりゃにはなんと言うか、ものすごくシンパシーを感じたものだがっても英語で言う必要もないのだが共感を感じるわけだ。ダメだこりゃってのはおそらくあきらめだ。でも私の合気の先生には、まったく次元は違う稽古での場だったが、それはあきらめではなく受け入れたのだと言われたことがあって、一瞬なるほどと合点がいったが、その瞬間さらにだめだこりゃと自分で思った。合点がいった時点ですでにダメだこりゃだろそれは。合点がいくということ自体に合点がいかないが含まれてる。と言うか同じものだ。なんだかのっけからヘヴィなことをかましてる気もするが、あまり言いたくは実はないのだが、どうも知覚の問題だということだと思うわけだ。
知覚。五感以外に、いやシックスセンスを入れてもいいが、それ以外の知覚があるですよ、たぶん。でそれは、五感プラス肋間じゃない六感(まったくPCの漢字変換もときどきいちいち変換検索するのが面倒くさいときありません?っても、こんなことを()内で書くことのほうが面倒だろ!と突っ込まれそうだが、これは趣味の問題なんだろう。で私はきらいじゃない)では知覚できない知覚なわけだ。当たり前だ。五感プラス六感以外の知覚なんだから。
たとえばドーナツの穴。穴は穴としてあるが何もない。ドーナツはうまいから食ってしまうが、食えば穴はなくなる。そりゃただの空間認識、形体認識の問題だとすればそれはそうだ。ルビンの壺のようなものだ。
どうも私の悪い頭ではわからないことがいくつかある。たとえば、固定した 10 円玉の円周をもうひとつの 10 円玉を密着させて転がせば、その 10 円玉は一周する間に 2 回転する。同じ円周距離を一周するのになぜ 2 回転するのか。そりゃわかりますよ、なんとなく。当たり前かもしれない。でもわからない。テーブルの上に 10 円玉をくっつけて置いて、ふたつの 10 円玉の接点に接線を引けば、その水平の接線を境に上下分かれる。上の 10 円玉が接線の上を 10 円玉の円周と同じ距離だけ転がればぴったり一回転だが、接線を越えて下の 10 円玉の円周を回れば同じ距離でも 2 回転する。そりゃわかる。でも、その接線の上下でおそらく世界が違うと思う。たぶん、顕在界・潜在界、実数・虚数てなことだろう。マクロとミクロともつながってる気がする。
でこれは、おそらく知覚の転換、あるいは新しい知覚の獲得とも関係がありそうだ。正確に言えば、そうした知覚はすでに誰にでもあるだろうから、知覚の思い出し、もしくは発見だ。発見は、当たり前だが、初めからすでにあるものに気づくことだ。
東京駅のスタンドバーでしこたま飲んで事務所に戻って、こうしたごたくを並べ始めてるわけだが、私としては中野の駅で途中引っかからなかったことを自分でほめてあげたいのだが、どうでもいいことだ。オリジン弁当でトマトサラダを買って、数年前から冷蔵庫にあるビールを飲んでる。珍しいんだわ、こうしてひとりで飲むのは。本当にどうもよくて申し訳ないが。
あ、あれが影響してるかも。こんなことを書くのは。
この前あるイベントがあって取材がてら参加したのだが、そのイベント自体は興味深く、そりゃもっともだ的なことだったのだが、余興の一環としてスプーン曲げがあった。誰でもユリゲラーみたいにスプーンを曲げられるというのだが、そんなことはフツーにあるだろうと私は思っていたが、自分で曲げられるとは思っていなかった。で、結果、私だけが曲がらなかった。
私だけですよ。30 人くらいいて、ほとんどが私のように初参加。配られたのはいたってふつうのスプーン。力で強く曲げようと思えば曲がるくらい。でも、みんな曲げた。中には力で曲げたかもというのもあるにはあったが、ほとんどくにゃくにゃで、曲がるというか、二重三重にとぐろをまいたように曲げてる人も多数いた。っても両手で思いっきり曲げるのではない、片手でスプーンを持ち、指先でちょいと曲げるのだ。ほとんど女の人。あれには驚いたね。いや、スプーンが曲がったことではなくて、私だけが曲がらなかったことにだ。だって、30 人もいて私だけだぞ。どんだけ、ブロックがかかってるんだか。力でやろうたってありゃ無理だわ。むしろ曲がらない私が異端だった。心配そうな顔までされた。
まあスプーン曲げに限らず、不思議とされることはいくらでもあるが、私はそうしたことよりも、先の 10 円玉のようなことのほうがよほど不思議で、あの理屈がわかる人のほうが凄いと思う。今までさんざんアピールしてきたし、事実そう思っていたのだが、左脳偏重型だと思っていた私は、実は違うのかもしれないね。本当にただの酔っぱらいだ。いや、酔っぱらいはその通りだが、どこか潔くない酔っぱらいだ。どこが潔くないのか、また考えてみますわ。すみませんね、こんな酔っぱらいの話に。
ってちょっと卑屈な感じがあるな。弱ってるのかな。まあいいや。
Commentコメント
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お久しぶりです^^
10円玉、一周しかしませんでしたよ。
あれ、間違ってしまったかな^^;
接点から接線を引く、というのがよくわからないです><
点が二つないと、線をどのように引いていいのか、
方向が定まりませんよね~( ゚Д゚)
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spacelight様
コメントありがとうございます。
> 10円玉、一周しかしませんでしたよ。
そうですか。
10円玉でも100円でも500円でもいいのですが、
テーブルの上かなんかで、ふたつくっつけて置きます。
手前のほうの硬貨を押さえて、その円周をもう一個でぐるりと、
ゆっくりとまわしていくと、半周のところですでに一回転すると思います。
全周すると2回転。
するはずなのですが…
すべったりして、ちょっとやりにくくはあります。
> 接点から接線を引く、というのがよくわからないです><
> 点が二つないと、線をどのように引いていいのか、
> 方向が定まりませんよね~( ゚Д゚)
すみません、書き方がヘタで。
同じ10円玉というか円をくっつけると、1点でくっつきます。
そこが接点です。1点のみ。
その1点を通り、他の円周部分に触れないで通る直線は1本しかありません。
それが接線です。
本当は、球で話したかったのですが、そうするとそれは接面になります。
こっちのほうが、3次元で考えられるので、私が言いたいことがもっとリアルになります。
いずれにしてもわかりにくくて申し訳ないです。
2回転するという意味は、実は、もう一個のほうも自動的に一回転してしまうからですが、
そこに大きな秘密があると思ったわけです。
ダグラス・ハーディングの言ってることにもつながります。
やはり、世界と意識(あえて意識と言いますが)は反転してるようですね。