大晦日だ。今日はお手伝いしていた築地の店にいくが、ほとんど飲み会らしい。
飲みながらも客がくれば、私としては、パアパアと売り口上を並べていればいいだけだ。
年末と言えば、やはりあるサイクルの終わりであり、また次のサイクルへ入るといった印象がある。
でも、1999 年ということであれば、また 1000 年サイクルに入るというよりも、やはり 2000 年代に入っていくという、線的な進行のイメージがある。
1 日 1 日の終わりは、やはりサイクル的なものを感じると同時に、月単位でみると、また 1 カ月を繰り返すというよりも、やはり年末へと進んでいくという印象のほうが強い。
だから、時間の進み方というか観念としては、未来へと進んでいくというリニアなものと、循環するようなサイクル的なものがあるわけだ。
日が昇り、また沈むという 1 日のサイクルを繰り返して、2 日 3 日、2 カ月 3 カ月と進んでいくうちに、また春夏秋冬の 1 年を繰り返す。
そして、2 年 3 年と進んでいき、やがては、人が生まれて死ぬというサイクルを繰り返す、のかどうかというところがあいまいなわけだ。
世界の宗教的な割合でみると、どこかの本で読んだが、人は生まれ変わるということを、何となくでも信じているふうな人は 7 割だという。残りの 3 割は確かキリスト教的な宗教だとか。
輪廻転生などの言葉を使わなくても、人が死んだらどうなるのかということは、本当はよくわかっているのだが、現実に起きる出来事に惑わされて、わかっていたことを忘れさせられ、こっちのみーずはあーまいぞの体で、うまく誘導させられている。
誰に?
どうやって?
どうして?
ということが、実に実に重要なことなのだが、巧妙に隠されている。
そうした情報が今、いろいろな形で徐々に解放されはじめているわけだ。それこそあらゆるジャンルで。
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1999 年の映画として、重要な映画が少なくとも 2 作あると以前に書いた。
少なくともという言い方は、1999 年に公開された映画をすべて観てるはずはないからだ。
その 2 作は、『マトリックス』と『アイズ・ワイド・シャット』である。
これらの映画はとてつもなく重要だ。そして図らずも 1999 年に公開されたということは、誰かが狙ったのでもなく、やはり采配なのである。
地球は惑星だ。
惑う星なのである。
その意味がだんだんわかってくるだろう。
今回の角田よしかず氏の書籍もそうだし、今後手がけようと予定している本、私自身が発信しようとしている媒体では、そうしたことを私の検証結果のひとくぎりとして、今後はリニアに発表していく。
そしていくつかの同心円状のサイクルに貢献し、ある目的を持った存在たちとともに、その目的へ向かって進んでいこうと思っている。
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