ちょっと前に、ヤフーのニュースでアメリカの裏口入学の記事がアップされていた。
何でも、子どもをエール大学やスタンフォード大学のような名門校に入学させるために、高額な贈収賄を行なっていた男が逮捕され、その詐欺行為に関与した疑いで有名な女優たちを含む 50 人が訴追されたというのである。
まあ、裏口入学は昔から日本でもあるわけだが、そういえば最近では爆笑問題の太田光もやり玉に上がっていたが、あれはどうなったのだろうか?
誰が裏口入学していたかはともかく、要するに学歴も金しだいという部分があるということが大っぴらになってきたわけだ。
以前から日本でもそういった噂はあり、私の知る限りでは偏差値の低い医大に多かったように思う。つまり、低い偏差値でも入学できないような子どものために、親が大金を払って入学させるというものだ。
それも噂としてあるわけで、実際にあるのかどうか私は知らないが、でも普通に考えておそらくあるのだろうと私も思うが、それでも隠れて一部がコソコソと行なっていただけだろう。
それがアメリカのような基本的には不正に厳しい国で、しかも名門大学に検察が入ったということは、その流れは今後もいろいろな形で拡大していく可能性が高い。裏口入学どころではなく、さまざまな分野で隠されていたことが暴かれていくということだ。
そして、それがどんな不正であっても、おそらく間違いなく根本には金の問題が絡んでいるだろう。あと下半身系。
そのあたりは奇しくも次にアップする『宗任問答』でも触れられているが、国常立尊がいうように、基本的に “イロ” からおかしくなる。それが根本だ。
『火水伝文』になると、「金銀名誉に性欲を、加えまぶしたエサなれば、獣なる身にては抗ぜまじ。心と体を弱めれば、知恵は元々弱き由、扱い易き家畜なり。卑しき家畜の獣なれば、知力申すも底浅く、知恵にてだますはいと易き……」となり、まあさんざんな言われようなわけだが、これはいわゆる “イシヤ” がわれわれフツーの一般ピーポーをそう見てるということであって、国常立尊がそう思ってるということではない。
でも、お前らにはそういう弱点があるぞとは思ってるだろうし、それぞれわれわれにも耳が痛い話ではある。
ちなみに “イシヤ” というのはユダヤということになっているが、ことはそう単純でもなく、いわゆるニセユダヤであり、北アジアというか南ロシアというか、そのあたりに降りた悪神を親玉とする連中だ。
実際、このへんの話は多くのバージョンをともなって流布しているが、シンプルにとらえて直観で判断していったほうがいい。
といってもなかなか難しく、「よし、わかった!」ってなどこぞの警部のようなことにもなるからアレだが、とにかくひとつ言えるのは、中途半端に陰謀論関係の情報に触れると必ずヤラレルから、ヤラレル可能性があることを片時も忘れないようにするか、徹底的にとことん調べまくるか、どちらかにしたほうがいい。
妙ちくりんな情報を植えつけられないようにするには、それしかないのだ。
あるいはいっさい触れないというテもあるが、根がいい人だと、ヤラレタ周囲の連中の影響を受けておかしなことになる。
また、話が脱線していくな。
とにかく、最近のニュースはいろいろと急激に連関しているようだから、うかうかしていると見過ごしてしまう。
電気グルーヴのピエール瀧が麻薬で捕まって、各メディアの自主規制が SNS でも取り沙汰されているようだが、個人的には、ピエール瀧が捕まったという報道の翌日に、イギリスの『ネイチャー』に「滝はどうやってできるのか?」と滝の形成メカニズムについての地質学的な新説が発表された、というほうが興味深い。
要は “禊ぎ” ってことだが、だとすれば、だんだん “荒れ” ていきますわな。
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