すっかりご無沙汰してしまった。
前回の記事の日付を見ると 3 月ではないですか。
もう 3 カ月も前のこととなり、これは企業っぽく言えば、今は第 2 四半期も終わりってなわけだ。
と、ガラにもなく妙な用語を使ってみたが、あまりの無沙汰ぶりに尻がこそばゆいからごまかしただけで意味はない。
前回は何を書いたのかと最後のほうを眺めたら、シュタイナーについては次回書くなんてあって、これは困ったなと。
きっとそのときもシュタイナーの何かの話に絡めたかったのだろうが、あまりに多くのことを書かなければならなくなるので、それこそごまかしたのだと思うが、まあいい。
そのうち何か思いつくだろうが、あれはひどいね、ウクライナのダムの決壊? 破壊?
津波じゃんか。
行方不明者も相当あるし、これから被害状況の詳細が報道されるのだろう。想像もつかないけど。
あれを見れば、たとえばちょっと前に取り沙汰されていたが、中国最大の水力発電の三峡ダムのことを考えるとぞっとするよね。
習近平もぞっとしたと思うが、間髪入れずにブリンケン米国務長官が訪中をほのめかすなんざ、なんとも……
そういえば、こないだ 『おやすぴ』 の福井さんと飲んでいて株価の話になり、日経平均が 3 万を超えているということを聞いて、心底驚いた。
いくら私が政治・経済オンチとはいえ、日経が 3 万を超えたらわかるって……ウソだろ?と思ったら、どうやらホントだった。
家に帰ってカミさんに聞いても、何を言ってんだこのバカは……という顔をしながら心底驚いていた。
いや、1 万なんぼだったよね、ついこないだまで。
いつの話をしてるんだと福井さんにも呆れられたが、私は本気で言っている。これはマンデラなんじゃないかと。じゃなければ、マジでボケたか。
実際ここ数年、マンデラがとみに多く、なんだか時空がごちゃごちゃしてるんじゃないかと思っているのだが、そういう人いませんか? 隠さなくてもいいですよぉ。
今日、久しぶりの『おやすぴ』の収録があるから、たぶんこのへんの話も出るだろう。
いや、正確に言えば、久しぶりではなく収録自体は何回もしているのだが、私のアップが遅いのでなんとなくネタが古くなったというわけでもないが、やはり自分たちにとっては過去感はぬぐいきれず、また最新版を録ればいいよねってことになる。
それが今日。
まあ、いずれにしても、株価がそんなに上がってるなら、これは間違いなくどこかではじけるわけで、それはもう最初から何かのイベント絡みで仕組まれている。
ウクライナの戦争関連の信じがたい破壊工作……ガスのパイプラインだ、ダムだというのは、私たちはハリウッド映画でマヒさせられているから真偽のほどがわからなくなっているが、本当に起きていることなのである。
つまり、ハリウッド映画じゃあるまいし……と陰謀論的なことを否定する御仁をいまだ見かけるけれども、現実はハリウッドを超えているのである。
昔、『嗚呼!!花の応援団』という人気漫画で薬痴寺という陰険なしごき好きのOBキャラがいたが、「役者やのう…」というのが口ぐせで、部員があまりのしごきに苦痛の顔を見せると、「役者やのう…」と言ってさらにしごくという男だった、
私たちもそろそろ本気になってバイデンやゼレンスキー、プーチンやトランプに対して「役者やのう…」とつぶやかなければならないんじゃないか?
*
とは言え、こうしたことは今にはじまったことではなく、数千年前から誑かされていたことであり、その流れは実は「仕組」なのである。
ヒノモトに快欲の《逆十字、△》の響き鳴り渡りて後、裏で『魔釣りの経論』を操るミタマ鳴り渡りて来たるは、二千数百年も前にてあるのぞ。
そは自らのミタマの来歴を知らず、そのままにありては、天孫いうも許し難き大大罪(だいだいざい)なれど、自ら知れず天孫を自称し来たりたのじゃ。
それありたが由(ゆえ)、自ら人皇を名乗らねば、治まりつかぬ程のご苦労を致されて、四度目の岩戸閉めを成されたが、正神真神(せいしんまがみ)のご霊統にあらせられるカムヤマトイワレヒコノミコト、神武天皇なるぞ。
『火水伝文』(我空德生)より
「自ら知れず天孫を自称し来たりた」というのは誰か?
我空德生氏が書記された『火水伝文(ひみつつたえふみ)』は、簡単に言えば、記紀が伝える日本の歴史を踏まえながら、その内容をより正しく調整してきた流れの中に位置する文献、いわゆるスピ系の人にもわかりやすく言えば、チャネリング情報である。
先の「天孫を自称し来たりた」のは誰か、ということも、それが誰なのかということを知ること自体よりも、それが誰なのかということを探究する過程が重要であり、なかなか言葉で表現することが難しいが、その探究の過程を経て自ずからわかっていくことであり、結果的に外部からわからせられることではない。
もちろん、「そのチャネリング情報とやらは本当に信用できんのかよ?」という疑問も出てくるわけだが、そうしたそもそも論的な疑問を検証する時期はすでに終わり、今はいろいろな(チャネリング)情報を受けているものたちが、その内容を互いに審神者(さにわ)するような形で吟味しながら行動している段階にある。
また、そうした「情報」を与える存在は、情報を受け取る私たちの「自由意志」を侵すこともない。つまり、どう受け取っても、また受け取らなくてもいいのだ。
これもスピ系の人には聞き慣れた言い回しだろうが、実際そうだからしょうがないが、あ、ここで先のシュタイナーの話にもつながるかもしれないが、その情報を与える存在って何よ?と言った場合、たとえばシュタイナーはこう言っている。
1909 年 3 月 21 日、ベルリンの講演から引く。
宇宙において人間よりも高い段階にいる霊的な存在が、人間が地上で生きていく際に力を貸した。
そのことによって人間は、感情生活、意志生活、そして知性に関して現在のような段階に到達し、また現在のような形態を獲得するに至った。
『悪の秘儀』(イザラ書房)より
「現在のような段階」というのは、1909 年時点ではあるが、人間の意識の発達・進化状態のことであり、「現在のような形態」というのは、当時の人間の意識によって生み出されている生活スタイルや文化、学問体系のことだと言っていいだろう。
で、どういう「霊的な存在」が人間に関与したのかということは、たとえば「トローネ」(意志の霊)とか「エクスシアイ」(形態の霊)とか、いろいろな階梯の霊が説明されるが、ぶっちゃけ普通に「天使」でいい。取り合えず。
しかしながら、シュタイナーの言葉で言えば、
これらの霊的存在こそ、人間存在の大いなる職工長であり、建築士なのです。
私たち人類という種族を一歩ずつ現在の存在の段階まで進化させたのは、これらの霊的な存在たちでした。
(同上)
ということになる。
このシュタイナーの講演のドイツ語の原典は確認していないが、翻訳によれば、「これらの霊的存在」は、「人間存在の大いなる職工長であり、建築士」だという。
「建築士」は英語では「 architect 」(アーキテクト)だ。
映画『マトリックス』では、「リローデッド」と「レボリューションズ」に「アーキテクト」のおっさんが出てきたね。
何か話がまたとっちらかってきたかもしれないが、ここでさらに重要なことは、先のシュタイナーの言葉に続く次の言葉である。
さて、私たちは「人類の進化を前進させる霊の他に、別の霊や存在が介入した」という事実を、今日、はっきりと魂の中に思い描かなくてはなりません。
つまり、このとき人類を進化させようとする霊的な力に敵対する霊的な存在が、ある方法で介入したのです。
(同上)
「人類を進化させようとする霊的な力に敵対する霊的な存在」とは何か?
『聖書』でも日本の記紀でも、あちらこちらの正統な古典、神話でも、伝えているのは実はそのことであり、そのことしかなく、さらに日本にある文献あるいはチャネリング情報はその根本なのである。
と言わざるを得ない。
……まあ、シュタイナーにもつながったから、今回は取り合えずここまでにして、今日の『おやすぴ』の収録を終えてまた書く。
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