今日の夕方、何か夜食でも仕入れておこうと小雨振る中、
中野駅北口へ行くと選挙カーの上で鳥越俊太郎が演説をしていた。
なかなか力強い声で、待機児童問題、保育士待遇問題、都の予算問題、
非核都市宣言案、反核、反原発などを訴えていた。

都知事選だ。

ただ、鳥越氏の場合は、みんなが危惧するように年齢だよね。
彼は小池百合子の“病み上がり”発言 にキレていたが、
そういうことではなく、76歳という年齢はいかにも歳だ。
東京オリンピックのときには80歳である。

もちろん、年齢は関係ないとか、気力だとか、人柄とか、
クリーンであるとか、それはわかるし、私もそう思う。
でも、歳は歳だ。もう少し若かったら躊躇なく彼を応援する。
といっても、今回も応援するが。

上杉隆が立候補してるのには驚いたが、彼なんかもぜひ、
応援したいところだが、有力な3人がいるから厳しいだろう。
やはり鳥越氏しかいないかな、今回は。

知事はひとりだから、無駄に他の候補に投票してもしょうがない。
これは作家の島田雅彦氏も言っていたが、
鳥越氏は宇都宮氏を副知事候補にして戦えばベストだった。
微妙な都民の心配事も軽減されただろう。

それで、小池百合子だ。

白状すると、まったくこれまで興味なかった御仁だが、
今回のようなことになると、ムクムクと情が湧いてくるというのが、
私の最大の欠点かもしれず、あるいはその他の得体の知れない何ものかだ。

よくわからないが、四面楚歌的な、仲間外れ的な、孤軍奮闘的な、
簡単に言えば、“健気(けなげ)”に見える女性に対して、
ものすごく反応してしまう。

たぶん、何かのコンプレックスなのだろう。
身を粉にして働いていた母親からくるマザーコンプレックスかもしれないし、
幼少のころに触れた昭和的雰囲気、それはテレビや映画からのものや、
当時、家族で夕食を食べに出かけた帰りにタクシーの中で見た、
ネオンが妖しくきらめく夜の町中の印象からくるものかもしれない。
あるいは、いしだあゆみが歌っていた、
「ブルー・ライト・ヨコハマ」かもしれない。

何で、ここに「ブルー・ライト・ヨコハマ」が出てくんだ?
と言われそうだが、このあたりのことを書くと長くなるし、
結論から言えば、いまだによくわからない。
近いところまでは説明できるが。

ただ、間違いなく奥底から立ち上がってくる、ある感覚があるのだ。

あまりにもどうでもいいことだし、何でこんな話になったのか。
小池百合子だ。ちょっとテーマを間違えたな。ま、いいか。

とにかく、とは言っても、そんなことで投票するほど、
もはや私は若く(バカく)ないし、
ひょっとしたらそんな感覚の正体も案外、下劣なものかもしれない。

ちなみに断っておくが、小池百合子はまったく私のタイプではない。
また、ちなみに言えば、私のカミさんはものすごく彼女が嫌いらしい。
まあ、50過ぎた中年が、知事候補を好きだ嫌いだと言って、
好きだとは言ってないか、
ともかく好き嫌いといった感情で話してどうすんだと言われそうだが、
細かい政策を精査している有権者や、あるいはマスコミも、
大していない気がする。

それは、待機児童がどうしたとか、東京オリンピックをどうするとか、
マスコミも一応整理して紹介したりはしてるんでしょう。
詳しくは知らないけど。

それでも、いつぞやの小泉のように、自民党をぶっ壊す!とか、
アベノミクスを進める!とか、安倍政権を許さない!でもいいが、
吟味・検証・思考ゼロの、
キャッチコピーだかスローガンだかだけで騒いできたのが、
政治家であり、有権者であり、マスコミだったわけだ。

もちろん、少数の尊敬すべき評論家やメディアはいつの時代にも存在する。
そして、いつの時代でも少数派なのである。

詳しい政策、公約を知らなくても、調べなくても、
感情や好き嫌いで選ぶにしても、まともに判断しようじゃありませんか。
感情や好き嫌いでまともに判断できるのか?と言われそうだが、
まともに判断できる人はけっこういます。
周囲にいる、わりと信頼できるなあという人たちを、
よく思い出してみてください。

そういう人たちは必ずいる。
もしかしたら、自分自身かもしれない。
不安だったら、いろいろ聞いてみるといい。
そういう信頼できる人たちに。

少なくとも、マスコミやただ声の大きい人たち、
あるいは感じが悪いなあという人たちの話を聞くよりは、
マトモに投票できるかもよ。

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