選択

滞っている原稿、『おやすぴ』が遅々として進まない。
前回の『おやすぴ』は「続く」で終ったままだ。
これは明日にでもアップしよう。

しかし、三島由紀夫も言ったように、
方解石はどこを切っても形が変わらないと同じで、
と言ってもこれは意味が違うな。
あれは三島がヴァレリーの文章を評して言った言葉だ。
つまり、相似形、フラクタルということを、
最近はつくづく感じるのだが、
安倍政権も自民党も右翼も、いわゆる保守系のものたちは、
かなり分裂しているようだ。
一枚岩ではないといったレベルではない。

おかしい。

明らかにおかしいし、分裂ということで言えば、
保守系の組織に属している連中ひとりひとりの頭の中が、
分裂してるのだと思う。
念のために言うが、精神疾患のことではない。
迷い？　途方に暮れる？
といった感じだ。
まだ、野党というとこれも心もとないが、
保守系が進んでいる方向のソラ恐ろしさを肌で感じて、
かろうじて共闘しているぶんだけマシだ。

いや、政治の話ではない。
政治に代表される、われわれの頭と心の中の話だ。

身近というか、自分の頭と心の中からはじまって、
先の五目舎のイベントでも高島氏とトークしたように、
地球規模のシステム、宇宙規模の勢力図にいたるまで、
すべてフラクタルに連関している事柄だ。

要は、自分で決めたことが宇宙的に反映される。
ひとり残らず影響を受ける。

どう選択するのか？