ラーによれば、1976~78 年あたりから「不都合」や「不調和」がはじまったということだが、ちょうどそのあたりは、日本では「オイカイワタチ」の儀式が終了した時期にあたる。
「オイカイワタチ」は渡辺大起氏の書籍で知られているが、簡単に言えば「ワンダラー」のことだ。
「ワンダラー」とは、ある惑星の存在が何か援助を求めている場合に、手を差し伸べて奉仕しようとする存在たちのことだ。
ラーに言わせると、第 6 密度の存在が多いという。
具体的には、その惑星人として生まれて、同胞たちを支援する。
のだが、そうした自分の役目を忘却させられて、その惑星の住人としてまったく同じになるので、その惑星のカルマに巻き込まれたりすると自分の役割を果たせなくなるばかりか、その惑星の大混乱に押し流されてしまう。
オイカイワタチとは、そうしたワンダラーの中でも、進化の大周期の “終わり” の時期を迎えている惑星に生まれ変わり、その惑星や住人たちのカルマを明らかにし、根本から取り除く役割を担っている存在たちのことを指す。
具体的には、天の神とともにその惑星のカルマを浄化し、新しい惑星にするための儀式を行なうのである。
そして、地球のカルマを浄化する一連の儀式が終了したのが、先の 1976~78 年のあたりなのだ。
具体的な内容については、『宇宙からの黙示録 オイカイワタチとは何か』を読んでいただければと思うが、さまざまな儀式をすると同時に、「オリオン」と「ルシファー」と呼ばれるいわゆる悪の誘惑との戦いを「聖戦」と呼び、オイカイワタチの各ワンダラーたちが奮闘していく。
地球という惑星を「霊の世界」「魂の世界」「形の世界」と分け、「形の世界」をさらに「霊界(心)」「幽界(意識)」「現象界(肉体)」に分ける。
で、1976 年にはじまる「霊の世界」の聖戦が 1977 年 6 月に終わり、古い地球の「霊の世界」が終了して、新しい「霊の世界」となる。
続いて、「魂の世界」の聖戦が同 6 月にはじまって 12 月に終わる。
今度は「形の世界」に入って、同 9 月にはじまる「形の世界(霊界・幽界)」の聖戦が 1979 年 11 月に終わり、ついに「形の世界(現象界)」の聖戦が 1980 年 1 月にはじまって 12 月で終わるのだ。
そして、翌 1981 年 1 月 11 日、天の神とオイカイワタチの儀式はすべて終了するのである。
渡辺氏は言う。
「地球の内奥の世界では根のカルマがすべて解け、新しい地球が誕生している。全人類の魂(肉体・幽体・霊体の奥にある本体、真の魂)は、すでに生まれ変わって新しい世に住んでいるのである。
しかし、心と意識と肉体の領域では、ほとんどの人がこのことに気付いていない。そこで、これからは、全人類に対して “気付き” と “目覚め” のための変化が起こってくる。これが、現象的に見れば、“世の終わり” の姿である」
『宇宙からの黙示録』より
日本に「ワンダラー」という言葉を広めたのは(と言っても一部にだろうが)、『宇宙からの黙示録』つまり「オイカイワタチ」が初めてだろう。
「ワンダラー」という言葉は、欧米では以前からあると思うが、それでもやはり本格的に認知されるようになったのは『ラー文書』からだと思う。
その「ラー」とエルキンズ博士らのコンタクトは、1981 年 1 月 15 日、つまり、オイカイワタチの儀式がすべて終了した 4 日後からスタートするのだ。
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